Joy to the world

とある中小企業のしがない技術者でクリスチャンな人が書く日記。実はメビウス症候群当事者だったり、統合失調症のパートナーがいたりする。

潜在的な病

イエスは答えて言われた、「健康な人には医者はいらない。いるのは病人である。 (‭ルカによる福音書‬ ‭5‬:‭31‬ JA1955)

今日の箇所は、イエス様がマタイを召命された後のお話です。

マタイは、召命を受けた事を祝うために、イエス様を招いて宴会を開きました。

彼は取税人でしたから、招待された客は、同業者や遊女ばかりでした。

その中にイエス様も混じっていたので、それを見たパリサイ人が弟子たちにつぶやいたのです。

イエス様はそれを見抜き、今日のみ言葉をパリサイ人に仰ったのです。

取税人や遊女たちは、紛れもなく「病人」で、イエス様による罪のきよめが必要でした。

彼らもそれを知っていて、イエス様の下に来たのです。

ですが、パリサイ人は自らを健康だと思い込み、病人である取税人や遊女を見下していたのです。

神様の目から見れば、健康だと思い込んでいるパリサイ人の方が、重病だったのです。

一般的な病気でも、病識が無い病気ほど恐ろしいものはありません。病識が無ければ、医者に行く事さえしないからです。

病気はその間にも進行し、どんどん状況が悪化するのです。

私たちは幸いにも、自分の病気に気がつく事が出来ました。しかし、周りの人はどうでしょうか。

今日も、健康だと思い込んだまま、滅びに向かう人が沢山おられます。

私たちは彼らに、どのようにしたら福音を伝える事ができるでしょうか。考えてみたいですね。

どうか、主が力を与えてくださり、一人でも多くの方に福音を伝える事ができますように。