今日は、詩篇131篇を味わいましょう。
この詩篇の作者は、ダビデであるとされています。
ダビデといえば、イスラエルの黄金期に王として君臨した人です。
そのような人が、「わたしはわが力の及ばない大いなる事とくすしきわざとに関係いたしません。」と告白しているのは、驚くべき事ではないでしょうか。
世の中には、分からない事が多いです。特に、人生における苦しみの意味というのは、私たちには分かりません。
もちろん、理論的に説明する事はできますが、やはり不十分です。
そもそも、神のご計画の全貌を明らかにしようなどというのは、私たちの傲慢ではないでしょうか。
私たちがあるべき姿は、「自分のたましいを和らげ、静めて」主を待ち望む姿です。
これが、心の平安を得る唯一の方法ではないでしょうか。
神は愛なりという確信と信頼を持って、主により頼み、やがて栄光の体に変えられる時を待つ。これが、私たちの目指す生き方であります。
どうか、今日もこのような姿勢で、1日を過ごす事ができますように。