今日は、悪霊にとりつかれた人の癒しについて学びたいと思います。
イエス様はこの時、カペナウムという町の会堂におられました。それを見て、ある一人の人が叫びました(ルカ4:34)。
これは、彼が叫んでいるのではなく、悪霊が叫んでいるのです。悪霊には人の自由意志に反して、その人を無理矢理動かす力があるのです。
そんな悪霊を、イエス様は「黙れ、この人から出て行け」と言っただけで、追い出したのです。
悪霊が叫んだ言葉をよく読むと、悪霊はイエス様を「神の聖者」と呼んでいます。
これは、民衆がイエス様の権威を見て不思議に思ったという事と、全く対照的です。
悪霊は、知識と知恵に富んだ存在です。私たちはこの悪霊に対して、蛇のように賢くなければなりません。
しかし、恐れることはありません。今日学んだように、私たちが信じているイエス様は、言葉だけで悪霊を従わせる権威を持ったお方です。
今日も、地上でも天でも最高の権威を持っているお方を信じていることに感謝し、信仰に歩ませていただきましょう。