今日は、ある弟子達が落胆して故郷へ帰る道中で、復活のイエス様とお出会いした箇所を取り上げます。
彼らの落胆の原因は、イエス様の十字架でした。彼らは、イエス様がローマの圧政から解放してくださると期待していたのです。
それなのにイエス様は死んでしまい、しかも遺体が行方不明になってしまったのです。
彼らは、イエス様の復活預言を聴いていたのでしょうが、信じる事ができませんでした。
そんな彼らに、何も知らない旅人という形で、復活のイエス様が現れてくださいました。
また、現れてくださっただけでなく、聖書で復活について書かれている箇所を取り上げ、イエス様ご自身がメッセージをしてくださったのです。
しかし、彼らはまだ信じる事が出来なかったのです。彼らの心は、絶望で支配されていたのです。
彼らが信じる事ができたのは、その後イエス様がパンを取って祝福し、裂いた時でした。
私たちにも、この弟子達のように落胆する時があります。そんな時、自分の信仰の無さを嘆き、更に落胆してしまうかもしれません。
しかし、そのような時でもイエス様は謙って、私たちに一つ一つ教えてくださる方なのです。
今、信仰が弱いと嘆いているのであれば、その信仰さえもイエス様にお委ねしましょう。
主は強めて下さいます。