イザヤ書55章の1-13節は、神様が用意されている恵みへの導きを預言した箇所です。
今日の箇所では、神様の恵みを受けるための代価は必要ない事が語られています。
「金を出さずに買い求めよ」という言葉は、非常に意味のある言葉です。
金を出さずに済むということは、もとから無料であったか、誰かが代価を支払ったということです。
聖書全体の文脈で読むと、この箇所は後者を前提として書かれていることがわかります
私たちが受け取っている恵みの代価は、イエスキリストが十字架上で支払ってくださったのです。
イエス様が十字架上で、「完了した」と宣言されたその時、代価は支払われたのです。
私たちができることは、この事を信じ、感謝して「金を出さずに買い求める」事であります。
恵みは目の前で、しかも無料で売られていますが、これを買うかどうかは私たち次第です。
私たちは、すでに無料で買ったのに、また陳列棚に戻したりしていないでしょうか。また、勝手に値札を貼ったりしていないでしょうか。
恵みは目の前にあります。今、受け取る選択をしましょう。