Joy to the world

とある中小企業のしがない技術者でクリスチャンな人が書く日記。実はメビウス症候群当事者だったり、統合失調症のパートナーがいたりする。

高専カンファレンス in 舞鶴2に行ってきた話

来たる7月1日、舞鶴工業高等専門学校で開かれた、高専カンファレンス in 舞鶴2に参加した。
一人で行くのもなんだか寂しいので、彼女もついでに同伴することに。

その日は思いっきり休日出勤を頼まれたものの、なんとか回避し、無事出席できたので感謝だった。

もう卒業して3年ほどになるので、久しぶりに学内に入れるのが楽しみだった。
当時はあいにくの雨だったけれど、なんとか時間内に到着。

到着して第一にしたことは、持参したパソコンからプロジェクターへの投影テスト。
会場はVGAしかなかったので、愛用のX205TAではそのまま接続できず、仕方がないのでよく使ってるI/O-DATAのUSB-RGB2経由で接続することに。

しかしこれがハマった。どうやっても画面の複製ができず(多分プロジェクターの解像度が、USB-RGB2の最大解像度より大きかったのだと思う)、なかなかスライドショーを表示することができない。

素直に発表者ツールを使えばよかったものの、パニックになってあたふたしてしまい、時間だけが過ぎて行く。

そうこうしているうちにオープニングが始まって、基調講演が始まってしまった!どうしよう。

結局あれこれいじっているうちに、なんとか画面2のみに出力するように設定できて、とりあえずスライドが映るようになった。よかった。

それで肝心のLT発表だが、残念ながら省き過ぎて、時間が余ってしまった。てっきり会場に学会タイマー(古いか...)みたいなタイマーが設置してあって、残り時間が見えるのかなと思ってた。まあ私の準備不足に尽きるのだが。

一応言いたいことは言ったつもりなので、良しとしよう。文字だらけのスライドだったし、恥を長いこと晒すのも避けたい...
(と言いながら、後日録画が公開されるんだよね)

そんなわけで自分のLTはなんとか終了したわけです。当初は一般発表で登録していたのだけれど、LTに変わって本当によかったなと。一般発表だったら爆死するところだった。

ながされて藍蘭島」という、微妙に古いネタにもかかわらずウケたのは、高専生だからだと思う。高専生やOBが古今のアニメに精通してると信じてよかった。

そういうわけで、非常に雑多な内容だけれども、以上が当日の出来事だ。

他の発表も素晴らしかった。自宅ラックを祖母の家に置いてる人とか(しかもXserveを運用してるとか。どんだけマニアックなんだ)、全国の郵便局周ってスタンプ収集してる人とか、コイン作った人とか...

発表を聞いてて感じたことは、発表者それぞれが自分の得意分野であったり、興味のあることを持っているということ。これって高専では当たり前なんだけど、一般社会に出た途端に少数派になってしまう。

一般社会で少数派が生き残って行くためには、それぞれの個体に生存戦略が必要だと思う。高専って、それを探して磨き上げるための場所なのかなと、皆さんの発表を聞いていて思った。

高専の5年間を生き残るというのは、社会人になって数年間を乗り切るのと同等か、それ以上のスキルが必要なことだと思う。だから、高専生は自信を持って就活して、自信を持って社会に出て行ってほしい。

もしあなたが高専生で、今就活がうまく行っていないのだったら、それはあなたのスキル不足とか面接練習不足というより、単に相性が悪いだけだと思う。あるいは自分の特徴を押し殺して、社会に適応する道を選ぼうとしているか。

高専生なんてはみ出し者の集まりなのだから、最後まではみ出せばいいじゃないか。
うまく言えないけど、今回のカンファレンスでは、このことを再度確信した。

まとまってない文章だけど、とにかくカンファレンス楽しかった。
実行委員の方々、お疲れ様でした。

やっぱり高専は面白い。そう思えた1日でした。

あんまり出来が良くないけど、発表スライド置いときます

追伸
今回、会場に入った瞬間「あ、この人ら高専生だ」と思えるような、あの懐かしい雰囲気を味わった。
どうやら、それは全く高専に関係なかった彼女も感じたようで、高専生の雰囲気は社会に出ても消せないんだなと思った。

高専生はよく「彼女がいない」ことをネタにする(僕もネタにしてた)けど、その原因って、この独特の雰囲気なのかなと思った。
そりゃあ、そこらへんの女子高生とは仲良くなれそうにない方々だよなと...

女子高専生はあまりにも母数が少ないので、工業高校出身の女性と関わってみるのもいいかもしれないなと思った。
実際に彼女は工業高校卒業だ。

まあ、お節介でどうでも良い話だけど...