Joy to the world

とある中小企業のしがない技術者でクリスチャンな人が書く日記。実はメビウス症候群当事者だったり、統合失調症のパートナーがいたりする。

これからの生き方

年齢と職場での立場の変化から、これからの生き方について、改めて検討する必要が出てきているように思う。

これまでの生き方

これまでの生き方は実に簡単であった。組織の中で単純に名を挙げることだけを考えていれば、自ずと評価されて社内での立場を確立できた。

ところがこれを続けていると、ある時点で自分自身がキャパオーバーの状態に陥る。まあ厳密に言うと、キャパオーバーと言っても仕事が回らない程度ではないが、細部で色々な遅れが発生する状況が発生してくる。

こうなってくると、今までは色々と仕事をこなすことで評価されてきた状態が、逆に仕事を溜め込んでいると怒られるような状態となってくる。まあ、こういった変化は生きていればよくあることであって、昨日までの最適解が今では最適解にならないなどはよくある話だ。

これは別に組織だけの話ではなく、技術分野でも同じことが言われるだろう。ある問題に対する銀の弾丸など無いのだ。

これからの生き方

これは定期的に話している気がするのだが、これからは「自分が」何かをするのではなく、「組織として」何をするかを考えるフェーズに移行しているのだと思う。

これから先、気をつけないと自分自身がチームのボトルネックになってしまうかもしれない。チームのリーダーがボトルネックになるのは笑えない。

これからの自分は、思えば生存戦略として、知識と技術の独占で生き残ってきた気がする。いわゆる属人化と言われている行動であり、短期的に見れば自分にとって有利な状況を作れるが、長期的には自分の成長も組織の成長も阻害する。これではいけない。

日々の暮らしの中で、やはり記録を残してそれを共有するという活動は必要だと思う。仕事においても、自分の個人的なプロジェクトにおいても。

色々と考え直す良い機会だと捉えて、改善していきたいと思っている。