Joy to the world

とある中小企業のしがない技術者でクリスチャンな人が書く日記。実はメビウス症候群当事者だったり、統合失調症のパートナーがいたりする。

敵を見誤るなよ

正直きくりさんはあんまり好きなキャラクターというわけではないが、きくりさんのこのセリフにはハッとさせれれる。

まあよくよく考えると、きくりさん自身が、自分自身に言い聞かせているセリフとも取れるなと思った。

メンタルが弱ってくると、周りにいる人間がみんな敵に思えてくることがある。きくりさんはアニメキャラなのでそれをおにころでなんとか回避しているが、我々現実の人間は、流石にアルコールに逃げるわけには行かない。

きくりさん自身も、多分ぼっちちゃんにストゼロぼっちにはなってほしくないから、このセリフを言ったのかなぁとか思ったり思わなかったり。

まあそうは言っても、やっぱりなんというか、他人というものはなぜか無意識に敵に見えてしまうというのは、ある特定の界隈ではあるあるネタだとは思う。

多分そういう界隈の人は、これまでの人生で否定されたことが多い人生を送ってきたのだと思う。しかもその否定が、自分のアイデンティティを根幹から覆すような否定だったのだろう。

おそらく、多かれ少なかれ、人はだれも自分自身を否定されることに対して恐怖心を持っていると思う。ある人はそれを恐れて人との関わりを避けるし、ある人は舐められないように高圧的な態度を取るのかもしれない。

自分自身も、余裕がなくなれば無くなるほど攻撃的になって、他人を敵だと思いこんでしまう傾向がある気がする。そんなときにも「敵を見誤るなよ」というセリフを忘れないようにしたい。