旧CNCでは、Z軸のスピンドルホルダーにアルミを使用したものを使っていたのだが、以前からZ軸の剛性が弱すぎて、かえって逆効果になっているのではと思っていた。
思ってはいたのだが、純正のホルダーでは500Wスピンドルを使えないので、仕方なくアルミを使っていたのだが、この度純正のものに戻してみることにした。
実際戻してみると、やはり純正のZ軸の方が軽量でリニアシャフトのたわみも最小限になっている。試しに簡単な基板を削ってみたが、精度的にも従来のものより向上している気がする。
中華CNCはアップグレードする楽しさがある反面、アップグレードだと思ったものが逆効果だったりする罠があるので、やはりやってて面白いなと思う。万人にはおすすめできないが。