Joy to the world

とある中小企業のしがない技術者でクリスチャンな人が書く日記。実はメビウス症候群当事者だったり、統合失調症のパートナーがいたりする。

AIは論理的思考ができないとまともに使えない説

最近ずっとAIの活用について試行錯誤しているのだが、最近わかってきたこととして、プロンプトに論理的な説明や指示を入力しないと、AIは思い通りに動かないという点だ。

人間相手の場合、なんか雰囲気というか、暗黙の了解みたいなものを共有しているものであって、たとえ相手が発達障害を持っていたとしても、その人なりの人生経験から、暗黙の了解というのを多少なりとも理解しているものである。

しかしながら、AIというのはそれがまったくない。奴らに前提条件を論理的に説明しない場合、データの海から確率論的に引っ張ってきた物を、さも正しいかのように出すだけなのだ。そこに人間の精神的な自己規制というのは無いので、トンチンカンなことを言うのだろう。

プロンプトに入力する文章というのは、とにかく長くて論理的である必要がある。そうなれば、論理的試行ができなかったり、論理的な文章が書けない人間はそもそも使うことができないか、ポテンシャルを引き出すことができない。

こいつはなかなか難儀な技術だなと思う。