今日は、詩篇13篇を味わいましょう。短いですから、この記事を頼りに読んでみてください。
今日の詩篇は、主への訴えから始まります(1-2節)。いつまでこの苦しみが続くのか、神は私を見捨てたのかと、神の臨在と摂理を疑うのです。
次に、作者は主にあわれみをこうています(3-4節)。作者の心は神を疑う事から、「神は神である」という事を悟り、願う心に変わったのです。
この時、今まで主が自分にしてくださった事を思い出し、だんだんと主への信頼を回復したのでしょう。
そして、作者は突然、主への信頼を告白します(5節)。注目したいのは、4節と5節の間に状況の変化は無いという事です。
最後に、作者は主を賛美し(6節)、この詩篇は終わります。
今日の詩篇は、私たちの祈りのモデルです。私たちはついつい、始めから主を賛美しようと努力してしまいがちです。
しかし、神様は無理に賛美から始めるのではなく、訴えから始まってでも、祈りによる対話を求めておられるのです。
神様との対話の中で、私たちの心が整えられ、賛美する心に変えられるのです。
今日も、祈りによる主との対話をさせていただきましょう。主は聴いてくださいます。