Joy to the world

とある中小企業のしがない技術者でクリスチャンな人が書く日記。実はメビウス症候群当事者だったり、統合失調症のパートナーがいたりする。

Windowsからの卒業

最近ジャンクPCや中古PCを再び漁るようになっているのだが、Windows11のもっさり感に嫌気が差している。

まあ、そもそも対応していないCPUに無理やり突っ込んでいる時点で文句は言えないのだが、それにしても遅い。Windows7Windows Vistaを初めて触ったときくらいのもっさり感がある。

流石に嫌気が差してきたので、久しぶりにLinuxデスクトップに移行してみたのだが、これが昔の印象と比べて非常に良くなっている。

昔(と言ってももう10年以上前の話だが)のLinuxデスクトップ環境は、まあ悪くはなかったが良くもなかった印象だった。使えなくもないが、使うためにはなんか色々と工夫が必要な部分が多かった。

今のLinuxは、当たり前だが昔に比べて劇的に良くなっている。Windowsのアプリも変なデバイスドライバを使うような専用ソフト以外はそれなりに動くし、そもそもWineを使う必要が減ってきている気がする。

正直、10年でこんなに変わるものかと驚いている。Officeについても、マクロを組んで色々としているようなExcelシートじゃなければほぼ問題なく開けるし、表示の崩れなんかほとんどフォントだけの問題で、フォントさえどうにかすれば全く問題なく動作する。

まあ、普通に考えて、今のOffice形式ってXMLとデータをZIPでアーカイブしてるだけなので、フォントさえ合えば崩れないよなぁ。

こういう一つのOSに依存せずに、どんなOSでも普通に動作する方向に進んでるの、非常に好感が持てる。

タフブック買った

いつものようにヤフオクをさまよっていると、CF-20という結構古めのタフブックを見つけた。

今回見つけたタフブックは、なんと累計使用時間80時間という、ほぼ新品レベルの端末だった。これならバッテリーも多分生きてるし、色々と遊べるのではと思い、3万円位で落札することができた。

元々はWindows10がインストールされていたのだが、流石に最新のWindows10を動かすにはスペックが低すぎて厳しそうだったので、openSUSEをインストールして、KDEを使用してみることにした。

この記事は、バッテリーを使って駆動しているKDEで書いているのだが、劣化具合は多少あるかもしれないが、使い古されたバッテリーのように一気に9%くらいに減るような現象もなく、おおよそ新品と同等の電池持ちは確保できていそうな気がする(そもそも容量が少ないので、最初からあまり期待していないが)

スペックはまあお察しなので、やっぱりサックサクというわけではないが、総合的に見てまあこんなもんかなといったレベルでは動作している。

そもそも、タフブックの魅力はそのロマン性にあるので、性能なんて二の次でいいのだろう。

ハンドルがついていて非常に持ち運びやすいので、外に持ち出すパソコンとしては丁度いいかもしれない。

Ender3の修理

何か久しぶりに使おうと思うと、毎回修理している気がするEnder3くん。Neoはともかく、Ender3 Proは流石にもう時代おくれすぎる気がする。

とはいえ、なんというか致命的に壊れるということが無いので、なんとなくダラダラ修理しながら使っている感じがする。正直、もっと性能が良くてメンテナンスフリーでそこそこお値打ちな物は腐る程あるので、2024年現在、Ender3とかその亜種を買う必要性というのはほとんど無い。改造したいとか、壊れるのを直すのが好きみたいなジャンカーしかおすすめできない。

とかなんとか言いつつも、結局それなりにマシなものが印刷できてしまうので、いまいち新しいのを買う動機にならないんだよなぁ。

KDEとGeForceは鬼門っぽい

メインPCのOSをopenSUSEに入れ替えたのだが、トリプルディスプレイをやるために搭載していたGeForceとの相性がどうも悪いようで、何故かGPU温度がバク上がりしてしまう状態となっている。

諸々の視覚効果を切ってなんとかやり過ごせたものの、割とGPU使用率が高いのか、GPU温度が常に80度とかになってる。

まあ、元々そんなに性能の良いGPUではないので、トリプルディスプレイにしている時点で結構な負荷がかかっているはずなので、前からこんなものだったのかもしれない。

各種効果をOFFにするまでは、まじで使い物にならないほどカクカクだったが、現時点でまあなんかそれなりに動いているので、今日のところはこれで良しとしようか・・・。

多分これ、GeForceのプロプラなドライバの相性が非常に悪いことが原因なんだと思うが、他のOSS系のドライバだとうまくトリプルディスプレイが認識しなかったりするので、これはもうしょうがねえかなと思っている。

まあWindowsのまま使うというのも一つの手ではあったのだが、やはりどうも趣味用途ではWindowsというのは微妙に使い勝手が悪く、特にメインPCはLinuxにしたいなと思っていたので仕方がない。

というか、今更だけど、Linux使うならRadeon使ったほうがいい。NvidiaLinuxサポートが微妙なのは今に始まったことじゃないけど、まさか今になってもドライバが微妙だとは思わなかった・・・。

※一つの画面でYouTubeを流しながらブログを書いてみたり、FreeCADを動かしてみたりしたが、GPU使用率は上がってもなんとか常用できそうな感じがした。とりあえずこれでいいや。

このあとしばらく様子を見てみたが、温度の上昇はまあそこそこのレベルに落ち着いてきたので、やはり視覚効果を全部消すと問題なく動くようだ。

時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん

時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさんとは

roshidere.com

Cf.公式サイト

見どころ

このご時世、ロシアって単語だけでなんか微妙な雰囲気になってしまいがちであるが、このアニメの見どころは、やはりツンデレアーリャさんがロシア語でデレる部分だと思う。

ただデレるだけじゃなくて、ロシア語でデレる部分がこの作品の特徴点だと思う。今までは小声でデレたのを主人公が「ん?なんか言ったか?」と難聴ムーブをかますと言うのが王道だったが、これをロシア語にするという発想は面白い。

もしこれを英語にした場合は、せっかく政近君は有能設定なのに、アーリャの英語は聞き取れないという謎設定が完成してしまっていた。かといって中国語や韓国語にしてしまうとアジアでのメディア展開の際に困ってしまうので、ロシア語という日本人に馴染みがあるような無いような微妙な部分を狙ったのかもしれない。

まあ、単純にヒロインをロシアン美少女にしたかっただけかもしれないが。

色々と書いたが、これらは舞台装置の工夫みたいなもので、最も重要なのは、やはりツンデレ好きのツボを押さえていることだと思う。個人的には、下記の「ツンデレがデレるとき」の要件を満たしている場合、たいてい良作だと思っている。もちろん、テンプレを踏襲すればよいというわけでもないが。

ツンデレがデレるとき

太古の昔から、ツンデレがデレると人気が出るわけだが、デレるタイミングや方法によって流行ったり流行らなかったりするくらい、その方法には色々とお作法みたいなものがある気がする。

普段ダメダメな主人公が覚醒したとき

これはまあお約束展開の王道みたいなもので、普段ダメダメな主人公が覚醒したときというのはどのツンデレキャラもデレる。

例えばアーリャさんなら、政近君が覚醒してアーリャさんを助けたときはとにかくデレる。フラグが立つのが見えるくらいにデレまくる。なんかギャルゲーのヒロイン感がある。

男勝りな女性キャラがちゃんと女性扱いしてもらったとき

これは結構古風なツンデレキャラに多いが、普段は男勝りな女性キャラが弱っているとき、ちゃんと女性扱いしてもらって、主人公にかっこよく助けられた後にデレる事が多い。

いわゆる「ほれてまうやろ」案件である。

アーリャさんは男勝りという程でもないが、気が強いせいでまわりとの軋轢が生じてしまった際に、政近君がしれっとフォローしてくれるシーンは比較的多い。マサーチカ策士か・・・。

お前は俺が守る!!

比較的ツン要素が多い序盤において、主人公がヒロインを守る的な宣言をすると、デレるというかヒロインルートに突っ走る確定演出みたいな物が発生する。

大抵の場合は、このシーンの後何事もなかったような振る舞いをする主人公に対して、ツン要素を強めるシーンが挿入される。

ロシデレの場合は、この要素をいろいろな部分にぶっこんでいて、アーリャじゃなくても政近君の好感度バク上がりみたいな演出が多い気がする。

その割には「オレツエー」みたいな不快感がないので、やはりひとえに政近君の人格のおかげだろう。

ロシデレは現代版ツンデレアニメ

今まで書いてきた内容で、ロシデレがツンデレアニメだということはだいたいわかってもらえたと思うが、やはり令和に放送するだけあって、現代版ツンデレアニメというのを模索しているように思う。

大昔、僕が釘宮理恵を追いかけてた時代とか、フルメタル・パニックを読み込んでた頃のツンデレキャラというのは、たいてい暴力系ヒロイン=ツンデレキャラだったように思う。

とらドラ!の大河とかゼロの使い魔のルイズとか、フルメタル・パニックかなめもそうだったか。

ちょうど、時代的にも強い女性みたいなものが持て囃されていた時代だったように思うし、時代が生んだ潮流なのだろう。

これに反して、最近のツンデレキャラというのは、弱さを全面に出したキャラが多いように思う。気は強いけどメンタルやフィジカルが弱くて、主人公に守ってもらってデレるみたいな。

思うに、創作の分野の女性像・男性像というのは、実際の社会のそれと反対側にあるのではと考えている。2000年代前半は確かに、女性の社会的地位が向上しつつあったものの、今ほどジェンダーレスの推進が進んではいなかった。

これとは反対に、今はジェンダーレスの考えが広がり、男らしく・女らしくといった価値観が薄れつつある。実際の社会がこうなると、やはり逆の価値観を重んじる人というのも一定数出てくるので、今は「女らしい」ヒロインが人気なのかもしれない。

このような潮流を考慮すると、ロシデレというコンテンツは古き良きツンデレキャラを重視しつつも、現代の潮流に合わせて色々とアレンジした「現代版ツンデレアニメ」なのかもしれない。

おまけ

これを書いてて思い出したのが、最近ペルソナ3のリメイク版をやっているのだが、その中で「山岸風花」というキャラが居る。

この子はいわゆる「能登かわいいよ能登」時代の能登麻美子さんが演じていたキャラであり、最近の能登さんではなかなか聞けない演技が非常に良いと思っている。今どき、能登麻美子さんで病弱のおとなしいキャラというのはなかなかない。

これに対して、機動戦士ガンダム 水星の魔女で出てきた「プロスペラ・マーキュリー」も能登麻美子さんが演じているのだが、こちらは放送当時「能登こわいよ能登」とついつい言ってしまうほどの迫力があるキャラクターだった。

ペルソナ3の発売が2006年なので、ちょうど今回話したツンデレキャラの変化と時代的にかぶる物があり、最後にこの話をしてみた。

しばしば、流行というのは繰り返すと言われがちだが、こう考えてみるとたしかにその通りかもしれない。

Wordpressとはてなブログの比較

Wordpressを使う意味

全く今更の話ではあるが、個人的に結構はてなブログを気に入っている。

以前は自前でVPSを用意して色々とやっていたのだが、例えばWordpressを入れたとしても、結局はてなブログとかその他諸々のブログサービスと同等の機能を実現したいくらいの要望しかなくて、それなら無料サービスで良くねってなる。

Wordpressの良いところといえば、セキュリティを気にしなければ魔改造できるところだと思っているが、これは大前提として「セキュリティを気にしない」という物があるので、基本的にインターネットに公開するのは色々と憚れる。

イントラでのWordpress活用

イントラとか言うのが、果たしてこのゼロトラスト時代に適切なのかはわからないが、いわゆるイントラネットでのWordpress活用は非常に有用だと思う。

ISO9001をやってる会社の管理側人間なら、コミュニケーションは大切的なことを内部監査で耳にタコができるくらい聞いていると思うが、そういう場面でWordpressは有用だと思う。

ISO9001の要求事項である「コミュニケーション」ってのは、要は適切な対象者に適切な情報を展開して、それについて効果を検証しろという話なのだが、Wordpressを使えばある程度このワークフローを電子化できるとは思う。

要するに、WordpressってブログサービスじゃなくてCMSなんだよなぁ(昔からそう言ってるが)。

はてなブログの用途

これも当たり前のことなのだが、はてなブログはブログサービスであるので、このブログみたいに日常のこととか考えたことを発信する用途に特化していると思う。

これだとアメブロとかその他ブログサービスとの差別化が微妙なのだが、はてなブログの最大の特徴としては、無料アカウントでも複数ブログが持てることだと思う。

この特徴のお陰で、ブログの趣旨みたいなものがぶれてしまった、いわゆるよく分からんごった煮みたいなサイトが出来上がることを防止してくれる。

ブログで収益化を狙うなら、やはりひとつのブログは一つの用途に限定して運用すべきだと思う。

そういうわけで、僕はこれからもはてなブログを利用していこうと思う。

タブレット買った

お前もうタブレット買うの何個目だよという話だが、懲りずにまた新しいのを買ってしまった

今回買ったのは、okitel RT3なるなかなか頑強なタブレットで、防水防塵耐衝撃のなんかすごいやつである

詳細はまた書こうと思うが、なかなか良い買い物だったと思っている