今日は、詩篇107篇を読んでみましょう。
作者はまず、主を賛美する事から始めています(1-3節)。
その後、イスラエルの民が幾度となく遭遇した苦しみと、その苦しみの中で主に呼ばわったこと、そして主の救いとを述べています。
作者は第一に、捕囚から解放され、自由の民になったことの感謝を記しています(4-16節)
第二に、病気を癒された人の感謝を記しています(17-22節)。
第三に、嵐にあった船乗りが助けられたという、船乗りの感謝を記しています(23-32節)。
そして、最後に神への賛美で詩篇を閉じています(33-43節)。
私達は、自由を奪われる経験もあれば、病を患う経験もあります。人生という大海原で、嵐に会うこともあります。
ですが、試練と同時に「彼らはその悩みのうちに主に呼ばわったので、主は彼らをその悩みから救い出された。」という経験もします。
試練から解放される時と場合は、私達には分かりません。ある人のある試練は、生きている間には解放が無いかもしれません。
しかし、私達は死で終わるお互いではありません。
死後栄光の体に創り変えられ、永遠に生きる事を信じています。
その世界には、病も、苦しみも無いのです。ハレルヤです。
どうか、この望みに立って、日々を生きる事ができますように。