最近のPCBは、BGAや足の多いQFP部品が何個も乗ってるなんて事は日常茶飯事です。
BGA部品なんかは、ベーキング不足で不良が出るとか、リフロー炉の中で壊れちゃって不良が出るとか、そういうことがあります。
QFPならまだよいとしても、BGAでは目視検査さえできません。そこで役に立つのが、このBoundary Scanであります。
私が勤めている会社で使用しているICTでは、この検査が可能です(Teradyne社製のICTです)。
そんなわけで、Boundary Scanの基本を勉強してみました。
このエントリーでは、その時に使った資料をまとめておきます。
Lattice - Introduction to Boundary Scan Test In-System Programming
ステートマシンとかいろいろな事が書いてありますが、実際に使用する上では、ベンダーが提供するBSDLを持ってくれば良さそうです。
以上。たまには技術的なメモでした。
おまけ
自宅でリフローをするという強者を発見したので、ご紹介します。