このみ言葉は、イエス様が最後の晩餐の時に語られた言葉です。
当時、足を洗うという仕事は、奴隷の仕事でした。その仕事を、イエス様が率先して行われたのです。
ノートルダム清心女学院の学長を務めた方で、渡辺和子という方がおられます。
彼女は、自身の著作「置かれた場所で咲きなさい」で、自分は「くれない族」だったと告白しています。
彼女が学長に就任した時、すれ違う人が誰も挨拶をしてくれなかったそうです。
このほかにも、たくさんの「〜してくれない」という不満を抱いていたのですが、ある時、自分から挨拶をするようにしたのです。
そうすると、だんだんと他人も挨拶をしてくれるようになり、「〜してくれない」という不満は無くなったそうです。
私たちは、どこかで、他人が何かしてくれる事を期待して、期待通りにならないから失望したり怒ったりしていないでしょうか。
もしそういう事があるなら、今すぐ悔い改めましょう。
そして、弟子たちの足を洗われたイエス様を見習って、自分から何かをする人にならせて頂きましょう。
主が力を与えて下さるように。