今日は、キリストを信じたお互いが、将来どのような希望を持っているのかお話ししましょう。
私たちの日々の生活は、苦難の連続です。時には、苦難が多すぎて、将来に希望が持てない時もあります。
神であるイエス様の人生も、苦難の連続でありました。
イエス様は、弟子たちに裏切られ、人々から嘲られ、罵られながら十字架におかかりになりました。これ以上の苦難があるでしょうか。
今日の箇所では、現在の私たちの状態を「キリストと栄光を共にするために苦難をも共にしている」状態であると言っています。
その上で、「キリストと共同の相続人である」と言っているのです。
共同相続人であるという事は、イエス様の復活と昇天が、やがて私たちにも起こるという事です。
今の苦しみは、やがて私たちの体が贖われ、栄光の体へと変えられるための「産みの苦しみ」です。
この希望をしっかり握っていれば、日々の苦難も、キリストにあって乗り越える事が出来るのです。
どうか、この希望を握りしめて、日々を歩む事ができますように。