人の子よ、一枚のかわらを取って、あなたの前に置き、その上にエルサレムの町を描きなさい。 (エゼキエル書 4:1 JA1955)
今日の箇所は、エルサレムの崩壊が預言されています。
エゼキエルがこの預言を受けた時は、まだ王族など上層部の一部がバビロンに捕囚されていただけで、ユダ王国に留まっていた人も居ました。
ユダ王国には、傀儡王であるゼデキヤが就任し、統治下ではあるけれども安泰が続くのではないかという希望的観測がありました。
しかし神様はエゼキエルに、かわらの上に街の設計図を描かせ、その周りを包囲するという象徴的な行為によって、崩壊を預言しました。
そして実際に、この預言の10年後に、神殿や城壁までことごとく破壊されてしまうのです。
神を神としない人々の生活は、ちょうど当時のユダ王国の人々のようです。
彼らは当時の国の状況だけに信頼し、神の言葉を聞こうとはしなかったのです。
私達も今日、自分の信仰を吟味したいですね。もし悔い改めるべき事があれば、罪を告白しましょう。主は赦してくださいます。