Joy to the world

とある中小企業のしがない技術者でクリスチャンな人が書く日記。実はメビウス症候群当事者だったり、統合失調症のパートナーがいたりする。

不調なメンバーに悩む

自分は一応役職付きなので、一応部下的なメンバーが居る。

中小といえど結構な大所帯なので、メンバーの構成は色々である。メンタル強強(良い意味でも悪い意味でも)人間も居るし、メンタルや体に不調を抱えているメンバーも居る。これらの人間をある程度一つの方向にまとめて、仕事を推し進めていくというのはそれなりに難しい。

特に自分の近くには、色々な意味で不調なメンバーが集まりやすい傾向にある(まあ自分のバックグラウンド的に、そういう人間のマネジメントに長けていると思われるのかもしれない)。

自分も当事者に片足突っ込んでいるような人間なので、彼ら・彼女らの事情は十分理解できる。しかしながら、やっぱり会社というのは(会社だけでなく社会全体でもそうだが)健常者を基準として物事が構成されている。

健常者の障害者理解には限界がある。特に精神疾患の場合、傍から見たら少し変だなと思うくらいで、概ね健常者と変わらない立ち振舞をする(そうしないと色々と不都合が起こるから)。

この認識の違いというのは結構大きくて、自分は理解できても、他の課員が理解できるとは限らない。これが難しい。

自分の場合は、このギャップにうまいこと折り合いをつける方法を幼少期から研究して、現状ではある程度の手法を確立できている。だから健常者に混じって擬態できるし、それなりに上手くやれる。

この手法というのは人それぞれであって、誰かのマネでは実現できない。だから一人ひとりがちゃんと自分と向き合って折り合いをつけていかないといけない問題なのだ。

世の中には、障害は個性と言う人もいるけど、それは障害者の中でも強い障害者に分類される人たちか、よっぽど周りに恵まれている人たちだと思う。やっぱり障害は障害だよ。精神にしろ身体にしろ。

色々と難しいな