今日は、エッセイというか、特に何でもない随筆を書いてみようと思う。論理の飛躍もあると思うけど、たまにはそんな文章もいいかなと思う。
わたしは、メビウス症候群という障害を持っている。この病気の(社会生活を送る上で)最大の課題は、顔面神経麻痺にあると思う。
笑顔という要素は、予想以上に対人関係を円滑にする潤滑剤として機能する。この潤滑油がないと、なかなか良好な関係を築くのは難しいかもしれない。
とは言うものの、わたしは様々な良い人間関係に恵まれてきたし、現在もとてもすばらしい女性との交際もできている。
もっとも、わたしが恵まれているだけかもしれない。無表情な自分を怖がったり気持ち悪く思ったりしない人々に、わたしは恵まれているのだろう。
この文章を書こうと思ったのも、その女性の笑顔を見て、とても幸せな気持ちになったからだ。
それと同時に、僕は彼女に、表情としてのうれしさを伝えられないことに気がついた。このことに関しては、残念に思う。
それでも、表情以外で「うれしい」気持ちを伝えることもできると信じている。
それは、たとえば言葉だったり、態度だったりする。
「顔で笑って心で泣く」という言葉がある。わたしはこれができない分、人に対しても自分に対しても、そして神様に対しても正直でいられるのかもしれない。
最後に。笑顔は確かに魅力的だけど、いつも笑顔で居る必要は無い。
あなたは、そのままで十分魅力的なのだから。
なんだか恥ずかしい文章になったけど、そんな感じです。