Joy to the world

とある中小企業のしがない技術者でクリスチャンな人が書く日記。実はメビウス症候群当事者だったり、統合失調症のパートナーがいたりする。

可愛くてごめん

昨日、偶然Youtubeを徘徊してたら見つけた。

www.youtube.com

これがオリジナルっぽい?よく分からんが。

この歌詞、何故こんなに煽ってるのかよく分からなかったが、色々と考えてみると、これは自分を受け入れてほしいという思いの裏返しなのかもしれないと思った。

一件自己肯定感が強いように見えるが、本当に自己肯定感が強いひとはこんな攻撃的な歌詞を書かないと思う。真の陽キャは喜多ちゃんみたいに、悪意のかけらもなく、みんななかよしウェーイみたいな人だと思ってる。しらんけど。

こういった10代の悩める気持ちをそのまま歌とか文章にした物は、古くは携帯小説に始まり、情報通信技術の発展に従って成長してきた気がする。

まだ人々が気軽に情報発信ができなかった時代、こういった思春期の悩みというのは、大人になってもそれを引きずってる一部の人々が、大人なりの方法(レコートデビューとか出版とか)で表現してきた。だからそれらはある程度大人の常識で中和されていたし、成長過程で忘れてしまった部分もあったと思う。

ところが、現代では今まさに悩める思春期の少年少女が、自らの気持ちを文章なり歌なりで、比較的容易に表現できる土壌が整ってきた。こういったストレートな曲(少し前ならAdoとか)が出てきた背景には、そういった物があるのかもしれない。

このような新しい音楽や新しい発想を、若い世代の戯言だと思って切り捨てるのか、興味深く考察するのかで、老害になるかどうかが決まるのかもしれない。