Joy to the world

とある中小企業のしがない技術者でクリスチャンな人が書く日記。実はメビウス症候群当事者だったり、統合失調症のパートナーがいたりする。

中傷が厳罰化してきた

最近、中傷をして逮捕されるとか、民事訴訟で負けるみたいな話題を時々耳にする。

これを見てると、我々の日常生活の中でも、訴訟すれば勝てるのではないかと思うような誹謗中傷を受けることが多々ある。

まあ一般人は訴訟しないのだが、訴訟すれば勝てるかもしれないというのは、心の余裕につながる。

とは言うものの、少し道を誤れば、自分も訴訟されかねないと言うことになる(もちろんこれも多くの場合は訴訟に至ることはほぼないと思うが)。

一つ言えることは、批判はしても誹謗中傷はするなという事だが、これの線引がなかなか難しい。私の中では、批判というものは事実に基づいた論評であり、誹謗中傷は根も葉もない煽りだと思っているが、この基準が必ずしも一般的とは言えない。

これはいわゆる社会通念上許されるかどうかと言うのが論点になってくるとは思うけど、今の社会では「社会通念上」という概念でさえも多様化しており難しい。

もちろん諸々のリスクを恐れて何も言わないのもどうかと思うが、直接的な名指しでの批判とか、明らかに敵意を持った攻撃的な内容を公開することは避けたほうが良いのかもしれない。

まだ2chが全盛期だった頃は、ネット上でいくら誹謗中傷したところで匿名だから大丈夫という謎の匿名信仰があったが、今ではプロバイダーに開示請求を出せばすぐに分かるようになっており、匿名のようで匿名ではなくなっている。

ネットの世界も、日々常識が変わっていってるんだなと感じる今日このごろ。自分の常識もアップデートしていきたい。