Joy to the world

とある中小企業のしがない技術者でクリスチャンな人が書く日記。実はメビウス症候群当事者だったり、統合失調症のパートナーがいたりする。

Pavilion TouchSmart 10-e000AUで遊ぶ

少し前、ヤフオクで5000円位で落札したまま放置していたPavilion Touchさんで遊んでみることにした。

最初はWindows10を入れようと思っていたが、セットアップの時点で遅くて使い物にならない感がひしひしと伝わってきたので、仕方なくWindows8.1の32bitをインストールすることにした。

Windows8.1って既にオワコン化しているが、一応2023年までサポートされていて、まだまだ使える。

どのみち実装メモリは2GBしか無いし、後付も出来ない素敵仕様なので32bitでもなんの問題もない。あと3年延命できれば良い方なので、この選択は特に問題ないと思う。

OSの選択肢としてはLinuxなんかもあるが、最近のLinuxディストリって結構重いのであまりおすすめ出来ない。軽量ディストリとかもあるけど、結局色々すると遅くなるので・・・。

さて、とりあえずUSBメモリを用意するわけだが、Windows8.1のMedia Creation Toolは既にまともに動かないので、他のサードパーティのソフトを使用する必要がある。

特にこだわりがなければ、Rufusを使うと良いと思う。

rufus.ie

このあと、普通はUEFIで書き込むのだけれども、どうも何度試してもブートできない。仕方がないのでBIOSモードで書き込んだら、無事に起動した*1

ブートしてしまえばあとは簡単なもので、サクサクインストールを進めていくと、思ったより短い時間でインストールが完了する。これは復活する可能性もあるのでは・・・

と思ったが、やはりA4-1200 APUが非力すぎてCPU使用率が100%に張り付いている。これは仮にSSDに交換できたとしても、速度は大して変わらないだろうなあ。

あと、32bitだと公式のドライバが対応していない・・・と思ったが、特に問題なくインストールできた。必要なドライバは

  • カードリーダードライバ
  • AMDグラフィクスドライバ

の3つ。これでも不明なデバイスが残るが、まあ気にしないことにする。

以上で一通りセットアップできたわけだが、やはりCPU使用率が100%に張り付いている。YouTubeGPUが多少まとも(Radeon HD 8180はIvy Bridgeよりちょっと劣るくらいらしい)なおかげでスムーズに再生されるが、Chrome自体の動作は非常にもたつく。

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CPU使用率はこんな感じで100%に張り付いてることが多い。それにしてもクロック周波数が1GHzって・・・。Pentium3かよ。

使い所がいまいち見いだせないが、タッチパネルと液晶の画質は良いので、動画再生専用PCにでもしようかと思う。

AMDに恨みはないが、A4がもう少しまともなら名機になった可能性のあるPCのような気がするので、ちょっともったいない気がする。スピーカーもサイズにしては音が良いのでなおさらだ。

何か使いみちが思い浮かんだら、またここに書こうと思う。

*1:BIOSでレガシーブートを有効にする必要がある