今日は、主の祈りの四回目です。
前回までの祈りは、神と人間との関係に関する祈りでした。今日の箇所から、人間関係を中心とする、私達の地上生活に関する祈りが始まります。
「日ごとの食物」というのは、食べ物である事はもちろんですが、日常生活に必要な全てのものを含んでいると考えて良いでしょう。
この祈りは、神様が私達の必要を満たしてくださるという確信に立った、信頼の祈りです。
「きょうも」お与えくださいという祈りには、昨日も一昨日も十分に与えられたという経験に基づいています。
私達は、どれだけ受けてもまだ足りないような、不足感を常に抱えているように思います。
ですが、昨日や一昨日の生活をよく思い起こしてみると、致命的な不足は一つも無いことに気がつきます。
私達が「足りない」と感じている事は、神様のご計画の中では、不要なものである事が多いのかもしれません。
主は私達に、その日を生きる物質的な物ばかりでなく、霊的食物であるみ言葉も与えて下さっています。
毎朝のみ言葉は、お互いにとって良い「霊的な朝食」になっているでしょうか。もしそうなら、主がこの取り組みを祝福して下さっているのだと思います。
今日も、全ての必要を満たしてくださる主に信頼し、歩みましょう。