今日から、ローマ人への手紙をベースに、信仰の基礎をもう一度学びたいと思います。
今日のお話は、「救いとは何であるか」です。
聖書における救いとは、過去・現在・未来における救いを総称したものです。
過去の救いとは、罪の裁きからの救いです。私達は原罪の故に、本来は裁かれて滅ぶべき存在でした。
これに対する赦しは、イエス様が十字架上で「完了した」と仰った時、文字通り完了したのです。
現在の救いとは、罪の奴隷からの解放です。私達は、以前は「罪を犯さずにはいられない」性質を持っていました。
しかし、イエス様の十字架の血潮によって、この罪がきよめられ、罪の奴隷から解放されたのです。つまり、「罪を犯さずにはいられない」状態から解放されたのです。
未来の救いとは、天国において罪から完全に救われるという救いです。
罪からの救いは、現在進行形の救いです。天国においてこの救いが完成し、私達は本来の姿を取り戻すのです。
これから何回かに分けて、それぞれについて詳しく学ぼうと思います。
この学びが祝福され、救いの確信を新たにできますように。