今日からしばらく、主の祈りを取り上げたいと思います。
主の祈りは、イエス様が弟子たちに教えた、祈りのモデルです。
このモデルから、私達の祈りの本質を考えてみましょう。
今日は、冒頭の一文です。
主の祈りはまず、主への呼びかけから始まります。
「我らの父よ」という呼びかけは、子供が自分の父を呼ぶような、親しさと信頼を込めた呼びかけです。
神様は、私達の必要を全てご存知で、その必要を満たして下さるお方です。このような確信を持って、「我らの父よ」と呼びかけるのですね。
その次に、「御名があがめられますように。」と祈っています。
「御名があがめられますように」という祈りは、神の臨在をあがめる(感謝する)事です。
イエス様は、祈りの始めに神の臨在をあがめ、感謝し、主をほめたたえる事を第一とされたのです。
私達の祈りは、どうしても日々の必要や、自分の願いを真っ先に述べてしまいがちです。
ですが、神様は私達が祈る前から、私達の必要をご存知なのです。
私達は、全てを受け入れ、愛してくださる主に祈っているのです。感謝ですね。
今日も、神様の愛を思い起こし、主に信頼して歩む事ができますように。