Joy to the world

とある中小企業のしがない技術者でクリスチャンな人が書く日記。実はメビウス症候群当事者だったり、統合失調症のパートナーがいたりする。

冷や飯を食う

別に家庭や職場で冷遇されているわけではない。単に、朝食の冷凍ご飯を解凍したものが冷たいのだ。

冷や飯を食う(食わされる)というのは、思っている以上に辛いものだ。そんな経験がない人は幸いだろう。

しかしこの冷や飯を食わされるという経験、働いていれば一度くらいは経験するものである。企業の人事というのは極めて会社都合であることが多く、自分が思っても見なかった仕事をすることはよくある話である。

私も、今の会社に入社したときはこんな感じだったと思う。まあ、さほど冷遇されていた訳では無いが、自分の不本意な部署に配属されて、怒られながら仕事をしていたという経験という意味では、冷や飯を食わされると言っても良いかもしれない。

それに耐えて今がある...と言っていしまえばただの美談になってしまうが、現実はそんなに甘いものではなかった。実際心身ともに辛かったし、今も神経をすり減らして仕事していることに違いはない。

私を支えているのは、おそらく単なる反骨精神なのだと思う。逆境に立たされれば立たされるほど、それを見返してやろうと頑張る。ただそれだけなのだろう。

とは言っても、僕自身のメンタルは鋼のメンタルでもないし、体力だって大してない。反骨精神から来る力というのは、いわば火事場の馬鹿力みたいなものであって、継続して出せるものではない。

冷や飯を食わされない程度に、程々に力を出して仕事をする。会社員にはそういうメンタリティが必要なのかもしれない。